第一夜 ep1-5
ミハイルは部屋に飛び込むといきなりアイザックの胸ぐらを掴む。
ミ「おい おまえそれで納得してるのか?本当にそれでいいっていうのか・・・?
なあ!どうなんだよ!!」
アイザック「・・・・・・そ そんなの・・・」
ミ「俺の目を見て言え」
アイザック「…ッ!!
僕は……ッ…たい…もっと…色々なことを…知りたい…世界を見たい…僕は
…僕は生きたい…ッ!!」
ミ「フッ そうか なら仕方ない このミハイルくんが味方になってやる」
ザ「へ…?」
ミ「行くぞ!」
ザ「えっ!?待っ!ミ ミハイルさん…!どこへ!?」
ミ「決まってる 直談判しにいくのさ」
ザ「!?どういう…え!?ま まさか」
ミ「外に出れないんじゃ話にならないからな」
ザ「えぇ!?本気ですか…!?僕には何も差し上げられないのに…何故…!」
ミ「理由が欲しいってんなら そう 俺にはいい加減 追っ払いたいものがある 」
ザ「?」
ミ「1つはストーカー幽霊女 もう1つは、俺に敵意を向けてくる何かだ。
……勘だが あれが恐らく魔物ってやつだろう。
お前に初めて会った時も、丁度絡まれた後だった。」
ザ「じゃあ あの怪我は」
ミ「ああ。だから俺は俺の目的の為にお前を利用する」
ザ「?…でも 協力する事になりますよね」
ミ「あーごちゃごちゃうるさい」
照れ隠しでアイザックの頭を掴み下向きにすると先に行ってしまうミハイル。
アイザック「!?待ってくださいー!ミハイルさんー!」
ミ (っと…こっちか)
ザ「ミハイルさん!(なんで場所わかって!?)」
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